名城大学薬学部病院薬学研究室

2020年度の行事

大学が閉鎖されていた期間は2週間に1回Zoomで研究室セミナーを開催し、6年生は卒業研究の進捗状況を、5年生は実務実習の報告を行いました。
実習報告会では「実習中に印象に残ったこと」と「今後の抱負」について発表し、質疑応答で薬剤師の業務や医療施設間の違いについて意見を交わしました。

大学再開後は、週に2～3回の分散登校にて研究室に来る学生数を制限し、研究室では間隔を空けて着席するなど感染対策を徹底しています。卒業研究は、各自自宅でできることを進め、大学に来た時に指導教員と相談しながら進めています。

アドバンストコースでは5年生の12月から6年生の7月までの期間、藤田医科大学病院の精神科外来で薬剤師面談を行い、患者さんの薬物治療に関する処方提案や副作用対策に取り組んでいます。7月末の研修終了時に、薬剤師による支援の成果が特に認められた統合失調症の症例について発表しました。

4年生は8月に集まり、後期のゼミについて説明を受けました。

8月のゼミ旅行は毎年5年生が中心に計画しています。今年は静岡へ行き、吊橋渡り、魚市場、水族館、蒸溜所、牧場を観光し、温泉宿に泊まる予定でした。来年は行けるように願っています。

今年の卒論発表は、全員ポスター形式で発表しました。各自の研究内容を教員・後輩学生に説明し、質問にも堂々と回答していました。

今年はコロナ禍で学会もWeb開催が多くなりましたが、6年生は日本医学教育学会と日本医療薬学会が開催する全国規模の学会で発表しました。

大学院生の藤井知郎氏はNPBPPP2020合同年会で「統合失調症患者に対する保険薬剤師のスティグマを是正するための教育プログラムの実践とその評価」について発表し、日本精神薬学会賞を受賞しました。

例年開催しているクリスマス会の代わりに、今年はクリスマスプレゼントを用意し、あみだくじでプレゼントを引き当てました。来年も研究室の皆さんにとって幸ある一年になりますように☆彡

6年生全員が国家試験に合格し、卒業式を迎えることができました。追いコンはできませんでしたが、研究室の後輩からは寄せ書きの色紙とキーホルダーを贈りました。今後の活躍を期待しています！