大学院博士課程

  • 研究室で定期的に開催している論文セミナーや研究報告会では、自分の分野にとどまらず幅広い知識の習得、意見交換ができ、また実務実習の報告会に参加することで、様々な病院、薬局の特色、普段触れることのない薬剤について知ることができ視野が広がります。
  • 研究室の学部後輩とも研究についてディスカッションし、時には教えることで、自分自身成長することができます。

 病院薬学研究室の博士課程では、2012年よりこれまでに2人の博士を輩出し、現在1名の社会人大学院生がいます。4年間という大学院の期間に、臨床の現場において自分自身でテーマを見つけ(リサーチクエスチョン)、それに対する研究の計画、倫理委員会への申請、研究の実施、研究結果の解析、学会発表、論文作成のノウハウを学ぶことを通じて、博士としての博識を身につけます。臨床研究を行い、論文を執筆したいという意思があっても、多くの方が日々の業務を理由に研究や論文の執筆が滞ってしまう場合も少なくないと思います。当研究室には、臨床研究に精通した教員、数多くの研究員、卒業研究を行う学部生、精神科の研究を組織的に行っている”東海精神薬学研究会”など臨床研究を継続していく環境があります。
 このような環境で、本課程を卒業した榊原氏は、「地域包括ケアシステムに向けた認知症患者における医薬品適正使用に関する研究」というテーマで博士を取得後、”日本老年薬学会”を創設するなど、老年薬学の発展に大きく貢献しています。竹内氏は「治療抵抗性統合失調症患者のリカバリーを目指したクロザピンの使用における副作用対策に関する研究」というテーマで博士を取得し、その博士論文が2017年の医療薬学会から、”Postdoctoral Award”を受賞するなど高い評価を受けています。
 榊原氏と竹内氏、さらに現在博士課程である藤井氏は、社会人大学院生として入学しています。社会人でありながら大学に通うと言うことに不安を感じる方がいるかもしれませんが、大学院の卒業するための単位に必要な講義は土曜日に開講されているなど社会人に配慮されたカリキュラムになっています。しかしながら、個人のモチベーションが博士取得には非常に重要になってきます。私たち病院薬学研究室にはそのモチベーションを維持・向上させる環境があります。
 博士取得を考えている方は、是非私たち病院薬学研究室で取得を目指してみませんか。

2016年博士取得 榊原幹生
2017年博士取得 竹内一平
2017年博士課程入学 藤井知郎